温泉宿に勤めておりますと、温泉の浴槽温度を何度くらいに設定したらよいか非常に迷います。
同じ湯温でも「熱くては入れない」と言われることもあれば、「ぬるくて入れない」と言われることもあります。
日本人は、欧米人よりも熱い湯を好む、と言われます。
調べてみて分かったのですが、水温に対する感度には人種によって差があるのだそうです。
熱くも冷たくも感じず、脈拍数や血圧にもほとんど変化がなく入浴できる温度を「不感温度」を言います。この「不感温度」が、欧米人で約34から35℃、日本人で約35から36℃と、やや高くなっています。
風呂の温度も、欧米は約36から38℃と低めの温度で入るそうです。日本では約41から43℃くらいが普通でしょう。
つまり、日本人は欧米人に比べ、高温に対して鈍く、低温に対して敏感なのです。
冒頭で、人により湯温について「熱い」、「ぬるい」と言われる話をしましたが、それも40℃から44℃くらいの温度帯の話です。
外国人客も多く泊まる旅館などは、もっともっと大変だと思いますので、それに比べれば、微妙な湯加減の問題ですから、私の旅館はまだ楽だと思います。
■参考にさせていただいたサイトさま
★北海道の温泉探し <いい湯で元気>23・低温浴苦手な日本人 「ぬるめ」で血管守ろう
http://www5.hokkaido-np.co.jp/onsen/serial/iiyu/iiyu20050907_01.php
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