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この記事は、昨日発行した松田屋メルマガの原稿を掲載しています。すでにお読みになった方は飛ばして下さい。
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インターネットから予約すると特典がつく、というサービスを旅館側は行っています。
かつて、ネットが珍しかったころは、宿選びの際に特典をつけることで集客の効果が見込まれました。しかし今は、特典があるからといって、予約数が目に見えてアップするというわけではなくなりました。
インターネットから宿を予約するのは珍しくなくなり、インターネット特典がよく見られる普通のサービスになったためと思われます。
以上はパソコンからの予約の話ですが、ケータイからの予約も同じようになっていくと思われます。
このメルマガの読者の方はほとんどパソコンから購読されているので分からないかもしれませんが、ケータイ版のホームページを持っている旅館がけっこうあります。
このケータイ版にも特典が付いているものが多いのですが、この特典もあまり意味が無くなるかもしれません。
理由は2点あります。
1点目はパソコンのサイトがケータイで見られるようになってきたことにあります。今はケータイ専用サイトを別個につくらなければならないのですがパソコンのサイトを閲覧できるようになれば、そもそもケータイ専用のサイト自体が必要なくなります。ケータイがパソコン化していくとすると前述した内容はそのまま当てはまることになります。
2点目はケータイ利用者の即時性のためです。ケータイ予約は、パソコンからの予約に比べ、直前に予約が入る傾向がある、と言われています。つまり利用者は、現地で宿を探していることが多い、ということです。現地で宿を探すということは、パソコンに比べ宿選びにかける時間を多く取れないと思われます。
そうなるとGPSを利用した宿を探すサービスなど、即時性に沿ったサービスが求められ、それは現に最近はじまりました。
具体的には、GPSを利用した宿探しサービスや、iPhohn向けに楽天トラベルさんが提供している宿探しのサービスなどです。
*なおiPhohnは一部を除き、ケータイ専用サイト自体がアクセスできない。
以上のことから、すぐに予約するお客さんは少なくなります。ということは何が起きるか、と言いますと宿側は、まずはじめに見込み客を集める必要に迫られることになります。
これはじゃらんネットさん、楽天トラベルさんなどのネットエージェントも同じ事情のようで、会員制度や無料で登録できるメルマガなどが見込み客を囲うために用意されています。
つまりネット予約は成熟期にはいり囲い込みの時代になった、ということです。見込み客になったほうが、利用者にとっても特典がつくのでお得になります。会員への加入やメルマガの購読は、はじめるだけなら、ほとんどが無料でできます。このメルマガも見込み客の囲い込みになっています。
無料でできるのでとてもお得に思えますが、ここでひとつ注意してほしいのは、 個人情報を見返りにしている、ということです。
囲い込みをどのように使っていくかが今後の宿選びのポイントですし、この個人情報の取り扱いも、宿側、利用者側それぞれにとっての大きなポイントになるでしょう。


















