Posted on 1 月 31, 2009 in 温泉 by adminNo Comments »

記事によると観光庁が今後の施策を記したアクションプランを発表した。

 

訪日外国人の増加など盛り込まれているが、私が気になるのは観光圏のことだ。昨年の観光庁の発表によると、観光圏は、複数の観光地が連携することで、長期滞在を促進する狙いで設けられているようだ。

 

複数の観光地が連携して2泊3日以上の滞在型観光を目指す「観光圏」の形成を促進することとしています。 今般、国土交通大臣は、同法第8条に基づき、16地域を対象に法施行後初めてとなる観光圏整備実施計画の認定を行いました。

 

日帰りや1泊で終わらせることなく、連泊してもらうことで観光客にお金をおとしてもらい地域経済を潤わす。そのために市町村などの垣根を越えた広域のエリアを設定し(これを観光圏と言う)、観光圏をひとつの単位にした滞在型観光を目指す。観光圏単位で補助金の交付などが行われるようだ。

 

これはかなり難しいように思う。

 

国内観光宿泊数は2007年度観光白書によると1人当たり2.47泊と2年連続で前年度を下回っている。これは連泊の需要が減ってきていることを示している。観光圏の試みは需要が無いものを増やそうとしているので、非常に難しいだろう。

 

それより、今現在、需要があるターゲットを明確にし、それを伸ばすためにお金や時間を使ったほうが効率的だ。大都市から近く、日帰り客が多い観光地であれば、それをもっと増やしたり、1回におとしてもらうお金をもっと増やすよう工夫した方が成果が出やすいように思われる。

 

ターゲットを明確にするためには、データ収集を徹底しなければならない。そのためには観光地にあるお店や宿など現場の人たちが協力しなければ、きちんと把握できないだろう。現場の人間が、自分の観光地にどんな人が来ているか正しく把握できていなければ、成功は難しいかもしれない。

Posted on 1 月 28, 2009 in 宿選び by adminNo Comments »

温泉データベースというサイトがある。温泉を利用した人たちのクチコミ情報を読んだり、自分で投稿できるサイトだ。クチコミのサイトは他にもあるが、このサイトの面白いところは、ユーザーにランキングをつけているところだ。

 

ネットワークにおいて匿名性は大きな特徴のひとつだ。メリットもあるが、顔が見えないため紛争のもとになっている。紛争が起こった場合、そこから退場するのも簡単だが、別の名前を名乗って戻るのも簡単だ。ネットでは個人攻撃を受けることがあり、同じ名前を使い続けるより、使い捨てで名前を名乗っていた方が有利なように見える。

 

温泉データベースは、ユーザーにランキングをつけることで、名前に重みをもたせている。同じ名前を使い続けなければランキングでは不利になるので、名前にブランドがつく格好になる。ちなみに1位は温泉神、2位は温泉王だ。

 

クチコミも誰が言ったかによって信用度が変わってくる。同一の名前を使うことがクチコミの精度をあげることにつながれば、宿選びの大きな情報源になるだろう。

 

 

*わたしの地元の花巻地域はまだ投稿が少ないので、読者の方で「これは!」と思うクチコミをお持ちの方はぜひ投稿してみてください。ユーザー登録が必要です。(無料)

記事
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/01/27/017/

Posted on 1 月 28, 2009 in 温泉 by adminNo Comments »

asahi.comの記事によると、温泉法の改正を受けた再分析の結果、温泉と名乗れなくなる施設がでたようだ。

 

温泉法の改正に伴い、2000年1月以前に成分分析をしその後再分析をしていない事業者や、成分分析の時期がわからなくなった事業者は、今年末までの再分析が求められおり、その結果、基準値を満たすことができない温泉がでてきた。

 

気になるのは、再分析により温泉でなくなっても、気温や降雨により成分や温度が変わる可能性があり、施設側はこれからまた何度か再分析を試みようとしている、という点だ。

 

気温が少しあがったことで温泉に復活できても、またいつ下がるか分からない。そもそも温泉は自然のものだから、枯渇などによって使えなくなる可能性は常にある。温泉旅館は、なんて不安定な仕事なのだろう。

 

対策として、温泉ももちろんだが、それ以外の衣食住のサービスを鍛えておかなければならない。新たなサービスの創出によりファンを獲得できるところが生き延びれるだろう。

Posted on 1 月 26, 2009 in 宿選び by adminNo Comments »

観光経済新聞によると、いくつかの宿が、今までにない新しい宿泊プランをつくりテストしている。

 

観光庁のデータによると国際観光旅館連盟に加入している事業者数は平成15年以降、減少し続けている。旅館業は新たな顧客を掘り起こす必要に迫られている。

 

より多くの人に来てもらう広告から、なるだけターゲットを絞る狭告の時代に入っている。お客さんの要望は多様になっている。それに応じれるよう宿のサービスも多様化するだろう。これは、お客さんにとって選択の幅が広がるというこで喜ばしいことだが、どれを選んでいいか分からなくなるので、デメリットもある。本ブログは「宿選び」をテーマにしており、あなたのお役に少しは役立てれば幸いです。

Posted on 1 月 25, 2009 in 宿からお知らせ by adminNo Comments »

食堂
別館の食堂改装のため、今日は食堂の大掃除をしました。イステーブルを片付けるとけっこう広いです。イスは年代物で、壊れているのもけっこう出て処分に苦労しました。
これから壁のクロスを張り替えたり、床をあげたりと本格的な工事が始まります。

Posted on 1 月 24, 2009 in 宿からお知らせ by adminNo Comments »

かねてから考えておりました、お食事処の改装が今月末にスタートします。

 

当館の姉妹館にあたる「別館」1階にある食堂「銀河(ぎんが)」を改装します。「銀河」内のスペースを区切り、7ヶ所の個室風の小型宴会場をつくります。宴会場は区切りによって、プライバシーに配慮したつくりとなっています。

 

今まではお部屋出しをしていまして、注文をいただいてからお届けするまでどうしても時間がかかっていました。

 

食事処のすぐ隣が厨房ですので、今回の改装により、ご注文後に可能な限り早くお出しすることができるようになります。また追加オーダーを増やし、お食事をさらにお楽しみいただけるようになります。

 

工事終了は2月中旬予定です。追加情報を随時お知らせしていきますのでご覧いただけると幸いです。

Posted on 1 月 24, 2009 in by adminNo Comments »

 

 
本書は、戦後続いた日本の高度経済成長は石油ショックにより終わったのでなく、田中角栄の登場により終わった、というところから始まる。高度成長期の日本は、農村部から都市部への人口流入により、ヒト、モノ、カネを東京一極に集中、そうすることで非常に効率的な経済運営を行っていた。

 

しかし「国土の均衡な発展」を旗印に効率的な運営を行える都市部から、非効率な農村部へと資本を再分配した。それにより日本の経済成長は鈍化した。地方への資本の分散による経済体制を完成させたのが田中角栄だ。その手法は今も生き続け、日本経済の長期衰退を招いた。

 

東京への一極集中体制が批判されるが、なまじ分散させるより東京に資本を集中させた方がはるかにメリットが大きい。また資本の再分配は、地方経済の自立を妨げ、非効率な仕組みを温存させることにつながっている。

 

著者の提案を実現させるには、現行の選挙システムが最大の足枷になるだろう。田中角栄は革命家と称されているが、新たな革命を起こす人物は現れるだろうか。

Posted on 1 月 22, 2009 in by adminNo Comments »

 

本書は観光学の本である。
観光学の発展の経緯を歴史的に辿り、既存理論の弱点を乗り越えうるサスティナブル・ツーリズム理論の可能性を述べる。

 

サスティナブル・ツーリズム理論は、サスティナブル(持続可能な)という意味が示すとおり、行われる観光活動が経済的に持続可能でなければならない、と説く。この理論において観光活動は、採算が合わなければならない極めて経営センスを問われる活動となる。

 

また著者独自の定義が述べられており、サスティナブル・ツーリズム理論は観光客、地域住民、旅行産業の3者ともに利得を得る、三方一両得の理論である、としている。

 

サスティナブル・ツーリズム理論を実践するに際し重視しているのが「文化の仲介者」の存在だ。観光を成功させるには、開発者が上からトップダウンで押し付けるのではダメ、現場の人間が自分たちの利益のためだけの要求をボトムアップするのでもダメ。

 

三方一両得の理論で触れた3者を取り持つ「文化の仲介者」がトップとボトムを巻き込むことにより観光は成功する。この働きを「ミドルアップダウン」と言う。

 

観光活動の成否は、文化の仲介者になりえる人物がその観光地にいるかどうかが重要ということになるが、不在の場合、成功は疑わしくなる。

 

考えられるのは積極的に人材を呼び寄せることだ。成功事例として挙げられている秋田県田沢湖町のわらび座のルーツは、地元の人間ではないよそものである。その観光地に魅力を感じる人をより多く持ち、観光活動に参加できる体制が必要だ。

Posted on 1 月 20, 2009 in by adminNo Comments »

本書は具体的な事例をもとに著作権の基本的な考え方を紹介している。著者は弁護士の方。専門用語はあまり無く、平易に書かれている。

 

著作権の対象は著作物だ。著作物は小説や音楽の楽曲など芸術作品など表現に関するものが含まれる。

 

面白いのはアイディアは著作物ではないということ。形になる前のアイディアの段階では著作権の対象とはならず、保護はされない。

 

例えば旅館の設備で人気がある、「露天風呂付き客室」というのはアイディアであり著作物ではない。客室に露天風呂を用意して販売する、というアイディアを誰が思いついたか分からないが、もしこれに著作権を認めると、「露天風呂付き客室」を自分の宿につくろうとした場合、最初のアイディアマンに許可を取らなければならないし、使用料も払わなければならない。

 

もしそうであったら、使用料の兼ね合いから「露天風呂付き客室」は今ほど流行していなかったかもしれない。

 

著作物となるのは、アイディアに独自の表現を施したものだ。例えば「露天風呂付き客室」のデザインがデザイナーのオリジナリティを遺憾なく発揮したものになると、それは著作権の対象となる。

 

様々な宿から気に入ったものを選ぶのは宿選びの楽しみだ。宿は衣食住が詰め込まれた場所なので、様々なアイディアがでてくると思われる。どんなものが好まれるかは博打なので予め分からない。色々なサービスが現れるのを邪魔することなく実験させてみることが望ましいと思われる。

Posted on 1 月 20, 2009 in 宿選び by adminNo Comments »

日本郵政がかんぽの宿をオリックス不動産に一括譲渡するという。朝日新聞によると赤字が毎年40~80億ということなので、お客さんからの評判はどうなのかと調べてみた。

 

じゃらんネットの東北地区にある宿だけだったが、評判は良好で、「かんぽの宿一関」さんはじゃらんクチコミ総合4.5と高得点を挙げている。お客さんの評価は高いということは、サービスの質が悪くて赤字なのでなく、過剰サービスになっている可能性がある。コスト面など見直しが図られるだろう。

 

評価は高いのだから、黒字化できるよう構造を変えなければならないだろう。どのようなかたちに変わるか注意してみたい。

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